急速な発展を遂げる上海
私は、仕事の関係で上海に年に2~3回、20年前より出かけておりますが、この数年で急速な発展を遂げています。ここが本当に中国だろうか?アメリカのラスベガスと言ってもいいほど、街には高層ビルが立ち並び、夜は繁華街も大勢の観光客でにぎわっています。人口は1921万人で世界でも有数のメガシティに間違いありません。市内の総生産は日本円で21兆円をほこり、北京をしのぎ中国最大の経済都市となっています。

商業はもちろん、金融、工業などの中心として、世界有数のグローバル都市、金融センターと言っても過言ではないでしょう。まだ20年前は日本人も珍しく思われましたが、今や日本のビジネスマンの姿をみかけるのは日常の光景となりました。また、上海語だけでなく英語が主語となりつつありますので、町並みと言葉を聞くとほとんどアメリカのような気分にもなります。

移動手段は昔はもっぱら、バス、自転車、船でしたが、最近は地下鉄網発達してタクシー、高速道路にも自家用車が頻繁に走るようになりました。気温は日本と比べたら少し寒い程度で年間通じて過ごしやすい国だと思います。中国と言えばやはり人口問題があるため、日本のように地方と都市を自由には移住できない政策がとられています。しかし、近年の経済発展に伴い、出稼ぎ労働者が上海で仕事をしている実情があります。戸籍も日本のようにしっかりと管理されていないので、今後、年金の問題などを含めて整備していく必要性はあります。

上海に行くには神戸港、大阪港、下関からもフェリーがでていますし、韓国とならんで、気軽に行ける海外旅行としてたいへん人気があります。上海を見るとおそらく中国に抱いていた気持ちが変わると思います。急速に発展する上海は今後、アジアの拠点として重要な役割を持っていくことでしょう。